魚は健康のためには「焼かない」「揚げない」がベスト!その理由とは?

ニュース体験.jp / DHAEPA, 健康, , / 公開日:2015/08/11

8月10日の日本テレビ系の情報番組「スッキリ!!」にて、”暑いと売れる商品”が紹介されていました。その中で、実は暑いのに売れるのは”揚げ物”との情報が。スーパー「京急ストア 品川店」担当者は天ぷらが4割り増しで売れているとのこと。東京・銀座での取材でも、暑い中自分で揚げたくないといった声が聞かれていました。ただ実は理由は「揚げる時が暑いから」ということのようですがみなさんは真夏の普段のご飯、どのようにされていますか?やっぱり暑い夏は涼しく食べられるお刺身は人気ですよね。特にお魚は健康にも良いですし。しかも健康のためを考えれば同じお魚でもお刺身が最も効率が良いと言う事、ご存知でしょうか。

そもそも魚が体に良い理由は?”魚のサラサラ成分”!

43322img01出典:suntory-kenko.com/

魚のサラサラ成分、それは特に青魚に多く含まれている「脂分」です。DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といい、全身の健康維持に不可欠な成分です。もともと人間の60兆個の細胞の細胞壁を作っているのがこの成分で、この成分が十分満たされていると細胞壁が潤った柔らかい状態になり、栄養の行渡り情報の行渡りがスムーズになります。血流改善や、頭脳思考力が向上されるというのはこのためです。実際、年齢と共にこのサラサラ成分は体の中から減少して行くとも言われているので、毎日摂取したい成分です。実際、WHO(世界保健機構)や厚生労働省もその摂取を推奨しています。

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サラサラ成分は1日1g以上の摂取が必要!これは実は大量

厚生労働省では1日1g以上のサラサラ成分(DHAまたはEPA)の摂取を推奨しています。といっても、いまいちピンとこないですよね。実は結構大量な量でして、例えばクロマグロの赤身の刺身で計算すると、なんとこんな量になるんです!約9人前!お寿司で言うと約45貫…そんな食べられるわけ無いだろうと厚労省に突っ込みたいレベルです。
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しかも!実はこのサラサラ成分、調理方法で「半分以下」にも減少してしまうんです!

ag-100参照:temaeitamae.jp/

結局、魚の脂は体に良い脂なわけで、それを落とせば落とすほど、そのサラサラ成分は失われて行きます。例えば、生の刺身で取れるDHA量を100%とした場合、焼き魚にするとおよそ20%減少してしまいます。煮魚にしても、同じく20%減少してしまいます。さらに揚げ物ともなると約50%ほども失われてしまうといいます!せっかく体に良い魚も、半分以上もその健康パワーを失ってしまっては非常にもったいないですね。しかも刺身で食べるのでさえも全然1gにも届かないのに、一体どうすればいいんだって話です。

健康のためには刺身!またはサラサラ成分を摂りきる工夫を

recipe02_eye参照:suntory-kenko.com

私は健康オタクなので、やはりなるべくサラサラ成分はあますことなく食べたいと思っています。実際、お刺身やお寿司も大好きですから、生魚を食べる機会は多いです。ただし、やっぱり毎日では飽きてしまいますから、例えば煮魚をにする場合は煮汁を少し塩分控えめにして、煮汁まで一緒にいただけるようにしています。また、だしを沸騰させて、お刺身をそこにくぐらせてしゃぶしゃぶ風に食べるのも非常においしいです!また、例えば写真のように、本来揚げ物にしたら流れ出てしまう魚の脂を長い芋などに吸ってもらって、余さずいただくといったことも工夫のポイントです。年齢を重ねてくると、おいしいだけじゃなくて、健康にもこういう工夫をしていますって説明が出来ると、より尊敬されるような気がしているのは気のせいですかね。でも、自分の健康にも間違いなく良いことなので、ぜひ皆さんも工夫して魚のサラサラ成分を取り入れてみてください!めざせ、厚労省の推奨量、1日1g。血液サラサラ、頭脳明晰な大人でありたい。

魚男
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