個性が光る✨日本酒メーカーの存続をかけたプロジェクト「WAX&WANE」

先日、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」を閲覧していたところ面白いプロジェクトを発見しました。その名も『WAX&WANE（ワックス・アンド・ウェイン）』というプロジェクトで、コロナ禍の飲食店休業の影響で、出荷と消費が激減し、危機的な状況に置かれる可能性がある日本酒とその文化継続の一助となるためのプロジェクト。返礼品には他では飲めない限定の日本酒が用意されいてるとのことで早速購入してみました。

個性あふれるカラフルな風呂敷に包まれた日本酒。見た目のインパクトもさることながら味わいも一級品だったのでご紹介します。

 

『WAX&WANE（ワックス・アンド・ウェイン）』が日本酒の未来を救う！

冒頭に書き留めた通り、コロナ禍で厳しい状況に置かれている日本酒メーカーを救うべく、東京に集まる面白いモノやコトを「オンライン商店街」という形で販売するアーケードトーキョー株式会社が立ち上げた『WAX&WANE（ワックス・アンド・ウェイン）』プロジェクト。

緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴い、飲食店の休業が相次ぎ、日本酒の出荷量と消費量が減少しました。

せっかく大切につくりあげた日本酒が出荷されないという絶望的な状況に立たされている造り手の方々。この状況が続いてしまったら日本酒文化が途絶えてしまう可能性も・・・。

そこでアーケードトーキョーの取締役であり、東京・中野の日本酒バル「青二才」代表である小椋道太さんが発起人となり『WAX&WANE（ワックス・アンド・ウェイン）』プロジェクトをスタートしました。

ブランド名の『WAX&WANE』は英語で「月の満ち欠け」と言う意味だそう。満ちては欠けつつも、この苦しい状況を月明かりとなって照らし、笑顔で気兼ねなく乾杯できる日が1日でも早く来る様にという素敵な想いが込められているそうです。

多くの人に日本酒を手に取ってもらえるきっかけとなる様に、各日本酒の個性を表現したというタイダイ染の手ぬぐい！インパクト大ですよね？タイダイ染クリエイターのYUKIDYEさんという方がデザインされたそう！ギフトで人にあげるのにも良さそう。

包みの中は至ってシンプルなデザイン！ややクラフトビールっぽい？スタイリッシュなデザインで、いい意味で日本酒っぽくないです。アクセントに手拭いと同じ柄のシールが貼ってあり、商品名が記載してありました。

 

『WAX&WANE（ワックス・アンド・ウェイン）』の日本酒の中から、自分好みの１本を見つける

クラウドファンディングのページの各日本酒の味わいの特徴マップを発見！

私個人的におすすめな２本をご紹介。まずは、爽やかな口当たりながらも余韻が残る「大那」！程よいミネラル感もあり、日本酒独特の甘さが控えめで食事合わせやすい。お刺身をアテに飲みたくなるような味わいです。

もう一本が「松の寿」。松の寿を醸す松井酒造店はIWC2020（インターナショナルワインチャレンジ）で純米酒部門でトロフィーという世代１位を受賞した実力蔵だそう！華やかな香りと上品な味わいが特徴で、鮎の塩焼きなど塩気のきいた一品と相性抜群です。

 

『WAX&WANE（ワックス・アンド・ウェイン）』の活動を応援！

 

日本酒の未来を救うなんて、とても粋なプロジェクトですよね・・・！日本人たるもの、日本の素晴らしい文化は継承していってほしいと切に願います。クラウドファンディングでの商品販売はもう終了してしまっているようですが、こちらから購入できるようなので、気になった方はぜひ覗いてみてくださいね！