ビタミンC育毛と、他の発毛方法の違い(研究者D)

ニュース体験.jp / 発毛, / 公開日:2015/07/23

ミノキシジル製品(リアップ等)とは何が違うのか?

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いわばミノキは血管拡張で、高血圧患者の薬として用いられていたものです。実はメカニズムはいまだに詳細わかっていないが基本は毛母細胞活性化と言われています。副作用が難点で、さらに結局使用をやめたらまた元に戻ってしまう。
ビタミンCの真皮長時間浸透では、頭皮内細胞の抗酸化と頭皮毛細血管の減少を防ぎ増強(コラーゲン生成による毛細血管外壁補強)することで本来の健康な頭皮、それによる健康な毛髪サイクルを取り戻すものと考えられます。なおビタミンCなので副作用は無く、使用をやめたら元に戻るといういわば薬の強制力で立ち向かっているようなものではなく、健康な状態を維持するものなので、たとえ使用をやめたとしてもその後自分の努力で頭皮内環境を健康に保てば、毛髪サイクルも突然乱れることは無いでしょう。(※毛細血管の減少・老化による脱毛の話は10.04.24 放送の「世界一受けたい授業」でも大阪大学の高倉伸幸教授により語られています)
また、ミネラル分(亜鉛)も、実は発毛に寄与すると考えられます。亜鉛は、細胞分裂にも欠かせないミネラルで、亜鉛が不足していると細胞分裂が正確に行えなくなってしまいます。例えば、傷ができると、身体は新しい細胞を再生して傷ついた部分を治そうとします。新しい細胞を作る際には亜鉛が必要ですから、傷に直接亜鉛を塗布すると傷の治りが早くなります。亜鉛は、外傷治療薬として処方されるほど、新しい細胞作りに欠かせない存在なのです。

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フィナステリド(プロペシア等)とは何が違うのか?

プロペシア
まずは内服なのか、外用なのかが異なります。フィナステリドは男性ホルモン抑制です(5-αリダクターゼの活動を阻害することによって DHT(ジヒドロテストステロン)を減少させる)。男性にはもちろん作用が明確なのですが、一方でこれはホルモン作用なので、やはり副作用が一番の問題。特に男性にとってはもう一方の大切な精力を失う事に繋がると言われています。なお、私もメンズ外来として治療を受けた際にフィナステリド製品を処方されています。基本的に医者からは副作用の解説はあまりありません。「一般的に勢力を失うと言われていますが、そんなことはほぼありませんん」と言われて安心しましたが、医薬品の説明書にはしっかりその記載があるのが事実。
さらに、自分としてはもっと怖いと思ってしまったのは、母体に甚大な悪影響を与えるリスクがあると言う事。女性の体に触れさせることも厳禁。薬の形状はタブレットなのですが、特に何かの拍子で割れた場合に、その粒子は空気上に広がってしまいます。それを女性が触れても吸っても母体に大きな影響が出てしまうと言う事です。これから子供を授かろうと頑張っている夫婦は、かなりの注意をされる必要があるのは間違いありません。
またフィナステリドも同じように、使用をやめたら元に戻ってしまうとのこと。逆にいえば、永遠にそのリスクのある製品を家に置き使い続けるしかないのが個人的には大きな難点とも思いました。

研究者D

 

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