「糖質」は髪の毛にも悪影響? 知られざる「糖」と「育毛」の深い関係

ニュース体験.jp / 健康, 発毛 , , , , / 公開日:2018/11/06

近年、テレビや雑誌などの様々なメディアで大きな注目を浴びてきた「糖質制限ダイエット」

糖質の摂り過ぎは体に悪影響を及ぼすという事実が、多くの人に知られるようになりました。

しかし、糖質の過剰摂取から生じる「糖化」現象が、体の健康だけではなく、薄毛のリスクまで高めていることは、あまり知られてはいません。

髪の毛にも悪影響?「糖化」ってなに?

「糖化」は、体内の余分な糖とタンパク質が結びついて加熱されることで「AGE エージーイー(終末糖化産物)」を作り出す現象を指します。

本来、糖質は体のエネルギー源となるため、人体にとって必要な栄養素。

しかし、過剰摂取によって血中の糖質が多い状態が続くと、余分な糖質がタンパク質と結合してAGEを発生させてしまいます。

出典:urehada.com

このAGEは、一度できてしまうと体外に排出されにくく、体内に蓄積されてしまいます。

活性酸素による酸化が「体のサビ」と言われるのに対して、糖化は「体のコゲ」とも呼ばれています。例えば、トーストやホットケーキをイメージするとわかりやすいでしょう。茶色になった焦げは糖化反応によるものです。

「糖化」は育毛にとっても大敵!

AGEは、皮膚や髪などを形成する「コラーゲン」を破壊すると言われています。

出典:reage.jp

糖化が進むと、コラーゲンが崩れ、シミやシワが増えたり、皮膚が硬くなり、弾力も失われてしまいます。

当然、頭皮も肌の一部ですから、糖化によって頭皮の真皮層が硬化、劣化し血行不良に陥る事で、育毛の妨げにもなります。コラーゲン不足が薄毛に繋がる事も有名医大の研究で明らかになっています。

過去記事で詳しく取り上げておりますので気になる方はチェックしてみて下さい。

>>「薄毛は、コラーゲン減が要因」有名医大が解明!ではそのコラーゲンを産生させる方法は!?

今すぐできる糖化対策3選

元気な髪を育むために、糖化はなんとしても避けたいもの!

今回は糖化対策を3点ピックアップしてみました。

①糖質制限で糖質をとらない

糖質が多く含まれている食べ物が何か。
甘い食べ物はもちろんですが、主に「炭水化物」です。お米、パン、麺類などの主食に糖質は多く含まれています。

出典:locabo.net

1日の糖質の摂取量目安は130g以下です。例えばお米一杯37g、パンで45gと油断できません。

日常的に食べることが多いと思うので意識的に控えるようにしましょう。また朝控えるのは逆効果という情報もあるので、活動量の減る夜を中心に制限するのがオススメです。

②糖質の吸収を抑える!ファイバーファースト

食物繊維(ファイバー)の中の「水溶性食物繊維」には糖質の吸収を穏やかにしてくれる作用があります。

野菜、豆、海藻、果物、いも類、等に多く含まれます。

最近様々なメーカーから発売されていますね。「糖の吸収をおだやかにする」飲み物。

出典:c.cocacola.co.jp

実はこの糖質の吸収を抑えてくれる飲み物も「水溶性食物繊維」の作用によるものです。知らず知らずのうちに「水溶性食物繊維」に頼っていた人も多いかもしれませんね。

さらに「水溶性食物繊維」は糖質摂取の前に取ることで効果を発揮します。食事の初めに野菜や豆類を食べる事で、ファイバーファーストになるよう心掛けましょう。

③糖化で失ったコラーゲンを補充!万能成分ビタミンC

あまりに聞き慣れた成分で拍子抜けするかもしれませんが、みなさんがご存知のビタミンCはコラーゲン合成に欠かせない成分。

AGEによって破壊されてしまうコラーゲンを作るのには、ビタミンCが必要不可欠。肌の弾力は、コラーゲン線維が束になることで構成されているのですが、その過程でビタミンCが必要となるのです。

更に、酸化したビタミンCは、自らが糖の代わりにタンパク質と結合し、糖化を抑制してくれる作用があるとも言われています。ビタミンCは、赤ピーマンやゆず、レモンなどの食材に多く含まれているので、ぜひ日常生活の中で積極的に取り入れてみてください。

年末に向けて、今からできる育毛習慣を。

今回の「糖と育毛の知られざる関係性」特集は、いかがでしたでしょうか。冒頭でも触れた通り、糖質制限と聞くと美容やダイエットを想像してしまいますが、実は育毛や薄毛にも大きく関係しているものだったのです。

年末を控えた12月も近づき、これからいっそう忙しさの増す時期であるからこそ、健康な髪のためにできることを常日頃から意識していきましょう。

記・ライターBB
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