オマーン国際銀行、オマーン航空

ニュース体験.jp / 旅行, / 公開日:2015/08/01

オマーンの街を歩く。

※まずはふと流れる美しきクルアーンから
日本人が思うアラブらしい国、というのがいいだろうか。他のアラビア半島の諸国と比べると、山も多く、静かで長閑で、エキゾチックな印象です。歴史的には保守的な鎖国政策をとっていたオマーンですが、今ではさまざまな改革を経てアラブの仲裁役としての地位も確立しています。治安も非常によく、友好的な感じがしました。オマーンについての詳しい話は置いておくとして、いくつかの写真とともに、雰囲気だけでも味わっていただけましたら幸いです。

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雲がなく、青い空とモスクの白が非常に鮮やかなコントラストで、美しい。

建物も白く、イスラムな情緒をとても感じさせてくれる。さらに山が見えるのがオマーンならでは。

首都マスカットにて。街中で、東京でいう大手町にあたるような場所でもあるが、非常に静か。もちろん、休日のオフィス街ならこんなものかもしれない。

ここ歩きなさいよという歩道としての標識。足音がでなそうな、忍びのフォーム。

わずかに淡水が流れるとこりに、一本大きな気が立っていたりする。

オマーン料理。インドやパキスタン料理の影響を受けていてカレー類が豊富。ただしオマーンのカレーはあまり辛くしないのが特徴。

特段意味はないですが、オマーン国際銀行。

念のため、オマーン航空も訪問しておく。

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美しい港町、マトラ。ゆっくりと時間が過ぎる。海は穏やかで、波は無い。静かな街に、あのクルアーンが流れる。日本語訳が原則禁止されているだけに、本旨は当然わからないわけだが、なぜだか聴いているだけでも(本来は口に出して読め、というものなのですが)なにか心にしみてくるのは何故だろうね。

そしてマトラ・スークの中。特にオマーンで名高い「乳香」の香りがほのかにして、本当になんともいえぬエキゾチックな空気の味。

乳香。乳香の木の皮を削って出る樹脂が固まったもの。オマーンに来たら絶対に焚くべし。今でも乳香を焚くたびに、オマーンの情景が思い浮かびます。それだけ香りって記憶の目次を明確に付けてくれる。香りは…、とてもいい香りなのだが、なんて表現したらいいんだろう。スタンス的には日本の線香だけれども、種類は全く異なり、少し甘い感じもするけど、ややセクシーな香りでもある。着火剤を下に引き、その上に乳香を置いて焚いて香りを楽しむ。

オマーンのコンビニ。

ポッカ製品も置いてあるよ

オールドマスカットらしい街の風景。


夜のマトラは、本当に美しい。
もちろんオマーンの魅力は大自然でもあるが、個人的にはマスカット、マトラの街並みからこそ人が住むオマーンの長閑さ、美しさが体感できて、好きです。広大なオマーンなので、時間があればさらに南、イエメン方面まで足を伸ばしてみたいものです。