ニュース体験 【爆買い実話】30代中国人女性の、日本での買い物額は○○万円!追跡レポート! ニュース体験.jp / 社会中国人, 劉, 爆買い/ 公開日:2016/01/27 你好!日本在住25年の中国人 劉(リュウ)です。見た目は中国人、中身はほぼ日本人です。そんな私が巷で話題の「爆買い」の真実を追跡レポートしてきました。追跡したのは、私の従兄弟のお姉さん。王(ワン)さん日本に来るのは始めて。北京在住。年齢37歳、既婚者、子供なし。キャリアウーマンで、月収15万円。※中国の都心在住者 30代の平均月収は10万円程です。では、さっそく追跡開始! ■「ツウ」の爆買いの聖地は、あの○○駅!? 爆買いといえば、銀座、秋葉原かと思っていたが、「ツウ」の中国人の中では、伊勢丹をはじめとした日本を代表するデパート数の多さ、ドンキホーテ、ドラックストアなど、生活必需品を買うお店、家電の大手ヨドバシカメラ、ビックカメラ、中国人に大人気の日本式ラーメン屋、爆買いと食事に必要なスポットが全て揃っており、 徒歩圏内で全て制覇できる。そして、アクセスが便利な中央線!そう!「ツウ」の中国人の爆買いの聖地は「新宿駅」だった! スポンサーリンク ■○○○を履かせてくれる!? ワンさんが伊勢丹で靴を試着しようとすると、店員が腰を下ろして、靴を履かせてくれる接客にビックリ!※中国では店員が靴を履かせてくれる事はない。店員の接客に感動したワンさんは、35,000円もする高い靴を即購入。 ※こんな感じのスニーカーが中国で流行っているらしい・・・ これで、爆買いにエンジンが掛り、立て続けに、コート、服、カバンなどを購入。試着から購入までおよそ5分で決断!欲しいかどうか悩む時間があるなら、まずは買う。買ってから悩む!爆買いモード中のワンさんはこんな思考になるらしい。※普段中国では、安い買い物でもすごく悩む性格の方です。 ■え!?以外なこんなモノが中国女子の間で大流行! 中国人の爆買いの半分は、家族や友人に頼まれているものを代理で買っているので、一見たくさん買っているようだが、実は、半分は自分の物ではないのだ。そんな中、よく依頼されるものは、化粧品、ベビー用品、食品が多いのだが、実は今、中国女子の間で爆発的な人気をほこる物がコチラ・・・ この近未来のルービックキューブみたいなモノ「イッセイミヤケのBAOBAO」というシリーズのカバンだ。日本ではそんなブームになっていないが、このカバンを持った中国の人気女優がネットにアップした写真がきっかけで、中国女子に火がついたのだ。そのターゲットも広く、20代の女子から、60代のマダムまで、必ずと言って良いほど、これを買ってきて欲しいと依頼される。中国の某大手オークションサイトでも個人転売が続出。※しかしニセモノも多いので日本で買うのが一番だそうです。 今、都内のイッセイミヤケの店舗では、売り切れ続出で、中々手に入らない。※嘘だと思ったら、ぜひ店舗を覗いてみて下さい。 スポンサーリンク ■気になる爆買いの総額は!? さて、ワンさんが自分の買い物だけで消費した総額は!?冬のコート、春用のコート、ヒール靴、スニーカー、化粧品、旦那の洋服・・・・その他小物類もろもろ。その総額なんと約50万円!! ※ 物価価値の参考までに、中国の下記の様なラーメンのお値段が1杯約80円ほどです。 ■中国人の爆買いには、○○文化が関わっていた!? 彼らは本能のままにモノを買い漁っているのではなく、中国語独自の「面子文化」が深く関わっている。※中国における「メンツ」とは、「面目・体裁・世間体」のようなものです。キャリアウーマンのワンさんが、日本の高い服、靴、カバンを買うのは、会社の同僚の前で面子を保ちたいという気持ちがあるみたいです。※こう見えてもワンさんは他人の目がない所では、かなりの節約家です。 例えば、中国では料理をご馳走された時に、少し残した方が良い、という文化もご馳走した側のメンツを保つ行為なのだ。(残す=お腹いっぱいで満足という意味)もちろん、家族で食べる時は残さず、キレイに食べます。このように、他人に見られる部分や見栄をはる部分の買い物は爆買いをする。そして見えないところ、メンツに影響しないところでは、節制した生活を送っている。 それが、爆買いの裏側にみるリアルな中国人だったりする。 以上、爆買い追跡レポートでした。 記/劉(リュウ) 中国人爆買い実話 Share Twitter LINE