ニュース体験 フードロスに向き合う、身体にも心にも優しい薬膳イタリアンルーデンス ニュース体験.jp / グルメSDGs, エシカル消費, フードロス, レストラン, 京都, 京都グルメ, 京都デート, 京都観光, 薬膳イタリアン/ 公開日:2022/03/11 先日初めて薬膳イタリアンをテーマにしているレストランに伺いました。国際薬膳師の資格を持つシェフが作るお料理の数々に身体も心も大満足!シェフはフードロス問題に取り組んでいるそうで、通常は廃棄になってしまう箇所もお料理に活用されているそう。 エシカル消費につながるレストラン選びの参考になりそうなので、早速レポートします。 京都の中心地に位置するオシャレな薬膳イタリアン「ルーデンス」 京都丸田町駅から徒歩6分、古民家を改装した趣のあるレストランを発見! 一階が今回の目的地であるルーデンス。2階は同じオーナーさんが運営しているスペイン料理のお店「estilo h」です。 中に入ると素敵な個室に通していただけました。個室のお席はお庭が眺められ、まさに京都らしい風情ある雰囲気です。入り口付近には雰囲気のあるカウンター席も見受けられたの用途によって使い分けるのが良さそうです。 シンプルながらセンスのあるカラトリー。ナプキンにメニュー表が包まれているのも素敵・・ 一品目は薬膳のスープです。ポルチーニやなつめ、朝鮮人参といった身体に嬉しい効果をもたらしてくれる食材が使われています。飲んだ後はじんわりと身体が温まり、胃腸が整いました! アミューズはアマゾンカカオと苺と名付けられた可愛いフィンガーフード!アマゾンカカオが練りこまれたサクッと食感のサブレに苺と滋賀県の古株牧場から取り寄せたというブルーチーズがサンドされています。ブルーチーズは全く臭みがなく、ミルクの味わいが強くてびっくりでした。 米粉のパンに自家製のカラスミをサンドした一品。米粉の豊な香りを漂わせるもっちりとしたパンは、ふくよかな甘味を感じます。カラスミの塩気が加わり絶妙なバランスで、お酒が進みます。 スペシャリテのお野菜プレート。カラフルなお野菜が美しく並べられたアート作品のような一皿にすっかり心奪われました。 ホテルイカの水族館とキャッチーなネーミングの一品!確かにお野菜が海藻に見立てられ、ホタルイカが泳いでいるようです。アヒージョのような味わいでとても美味しかった!! 愛媛の鯛、アワビ、ハマグリ、更にフグのテリーヌが入った具沢山な一品!プリプリ 食感の鯛最高です。フグのテリーヌも旨味が強くて濃厚な味わいでした!! パプリカ、人参、クリームチーズ、の色とりどりのソースが美しく散りばめられています。通常は廃棄になってしまうお野菜の端っこをソースとして活用されているそうです。無駄になってしまうお肉の端材も詰めているそうです。フードロスに真摯に向き合うシェフの姿勢が伝わってきます!! 春キャベツと青さのりのパスタ!麺には炭が練り込まれています。 実はこの炭、廃棄になってしまうサトウキビから作られているそうなんです!!びっくり!糖尿病の治療に用いられるような身体にも良いものだそうで、食べるだけで健康になった気分です。笑 こちらも捨てられるようなお魚の骨を再利用して炊いたブイヤベースのリゾット。じっくり煮出されていてお魚の旨味がしっかり感じられました! デザートは和薔薇のムース!野薔薇のシロップも使われていて華やかな一品でした!!薬膳とイタリアンという斬新な組み合わせのフルコースは驚きに満ちていて、健康的で全く罪悪感のないものでした。さらに、フードロス問題に向き合って、余すことなく食材のポテンシャルを引き出しているシェフのクリエティビティに感動し、罪悪感どころか、食べるだけでフードロスに貢献している気分です!ぜひ気になった方はルーデンスへ足を運んでみてください! ルーデンス体験記事 ライターY Share Twitter LINE