あの有名な「ダラット」で栽培した貴重な「アラビカ種」が「UCC品質コンテスト」で、1位を獲得!

ニュース体験.jp / グルメ, , , , , , , , , , , / 公開日:2021/05/13

3回目の緊急事態宣言が発令され、今や気軽にカフェにも行けなくなり「お家カフェ」を楽しんでいる人も多いはず!私もその一人で「カップから農園まで」を一貫して行う『UCC』のレギュラーコーヒーや『ドリップポッド』で、日々様々な国のコーヒーを頂いています♪

中でも今、私がハマっているのがベトナムコーヒー!ベトナムコーヒーは、苦みが強いのでコンデンスミルクをたっぷり入れたり、卵黄を入れてエッグコーヒーにすると、カフェ顔負けの本格的な仕上がりになるのです♪

そんなベトナムコーヒーの事をより深く知る為に、ベトナムで開催された「UCC品質コンテスト」にオンラインで参加させて頂きました☆「お家カフェ」をより満喫する為に、誰でもお家で美味しく簡単にベトナムコーヒーを作る方法やベトナムコーヒーにマッチする料理も紹介します!

 

「UCC品質コンテスト」とは?

UCC』では日々、サステナビリティ活動でコーヒー産業の発展に貢献しています。例えば、ルワンダ『フイエマウンテン』やエチオピアの森林保全プロジェクト等がサステナビリティ活動として挙げられますが・・・実は、今回行われた「UCC品質コンテスト」もその1つ!

コーヒーは、本来相場で取引されていますが、2001年に最安値を記録した為、生産者は作れば作る程、赤字になってしまったそうです。そこで「UCC品質コンテスト」を行ったところ・・・生産者が品質向上に努める事で付加価値を付け、販売単価が向上し、その結果生産者の収入が増えたそうです。


出典:ucc.co.jp

また、賞金や必要な農具等も獲得出来、入賞したコーヒー豆は『UCC』で製品化されるそうなので、生産者のモチベーションや意識も上げるそうですよ!そんな「UCC品質コンテスト」は今年で20周年を迎え、今まで世界6ヵ国で実施されてきましたが、今年はベトナムで開催。


出典:ucc.co.jp

今回からは、味や香りの他にも、環境、社会、自然との共存等のサステナブル評価が共通に設定され、審査は合計20項目で、カップ評価80%、サスティナブル評価20%で行われたようです。

 

「UCC品質コンテスト」第1位に輝いたのは・・・!

みなさんもご存知の通り、ベトナムは標高が高くコーヒーの栽培に適している為、今やブラジルに次いで世界第2位のコーヒー生産国!ベトナムでは特に「ロブスタ種」を栽培している「バンメトート」と「アラビカ種」を栽培している「ダラット」がコーヒー産地として有名。

ベトナムで生産されるコーヒーの約95%が「ロブスタ種」で、残り5%が「アラビカ種」に当たるそうですが・・・「アラビカ種」は全て「ダラット」で栽培されていて、近年世界の注目を浴びている最高級コーヒーダラットコーヒーの生産地なのです!


出典:dalat-coffee.com

その「ダラット」で「UCC品質コンテスト」が開催され、28団体が参加したそうですが・・・トップを勝ち取ったのは、ダラット南部に2002年に農園開園したLe Thi Chungさんの「アラビカ種」の「Catimor(カティモール)」という品種でした。

Chungさんは「毎日頑張って品質のよいコーヒーを作っているので、みなさんも安心して美味しく飲んでください。」とコメントされていました。

私も早速体験♪

実際に、2020年「UCC品質コンテスト」で1位を受賞したベトナムアラビカコーヒーとベトナムロブスタコーヒーを試飲させて頂きましたが、同じベトナムで栽培されているのに味も香りも全く違いました!

アラビカコーヒーは、華やかな香り酸味が強かったですが・・・ロブスタコーヒーは、香ばしい独特の香りで、かなり苦みと渋みが強かったです。

そこで、ロブスタコーヒーを昔から飲んでいるベトナムでは、苦みや渋みを抑える為コンデンスミルクを入れ、カフェオレ風にして飲んでいたそうですよ♪

そんなベトナム風コーヒーを美味しく作るには、ベトナムコーヒー用の器具があれば一番いいのですが・・・無い場合は、初めにコンデンスミルクをカップにいれておき、 深煎りインスタントコーヒー濃い目にいれ、お湯はゆっくり少しづつ注ぐのがポイントなのだとか!

ドリップポッド』で作る場合は、スモーキーな香りが特徴の「炭焼珈琲」カプセルを使い「ストロング」モードで抽出すると◎コーヒーの苦み×コンデンスミルクの甘さのバランスが非常に良く、キャラメルのような味わいがクセになりますよ♪

そんなベトナムコーヒーと相性が良いフードは、ベトナムサンドイッチのバインミー!一緒に頂く事で、お互いの旨味を引き立たせていました☆より本場のバインミーを食べたい!という人は是非『バインミーシンチャオ』にも行ってみて下さいね!

今年は、コロナ禍という事もあり「UCC品質コンテスト」は、初めてのオンライン中継となりましたが・・・実際に現地の人達の生の声や笑顔も見る事が出来、ベトナム語が飛び交うオンライン表彰式だったので、私自身も大変貴重な体験となりました。

みなさんも、この機会に是非ベトナムの文化に触れながらベトナムコーヒーを嗜み、幸せなお家時間を過ごしてみてはいかがですか?

記:☆riko☆
「UCC品質コンテスト」体験記